2009年12月07日

オランダの建築9

アムステルダムの秋

 

旅の最終日、今日は少し冷えるなと思いながら外へ出てみると木々の紅葉が始まっていました。一夜にして別世界のように葉が色づくとは思っていませんでしたので最後に得をした感じでした。オランダの旅は天気の安定している5月がよいとされていますが、秋もお薦めします。

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posted by 佐藤健治 at 17:27| オランダの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

オランダの建築8

パーク・ミアウィークの住宅

 

この表現主義の茅葺の住宅群はアムステルダム派のメンバーによって設計されたもので、それぞれ独創的な形と自然豊かな環境が見事に融合しています。約90年経った現在でも変わらない瑞々しさをもち大切にされよく手入れが行き届いています。この茅葺を用いた造形表現は、村野先生の箱根樹木園お休み所の原点ではないでしょうか。

茅葺住宅1.jpg 茅葺住宅2.jpg

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2009年12月01日

オランダの建築7

ヒルフェルムスム市庁舎

この建築の見所はやはり外観のプロポーションの美しさでしょう。設計したデュドックの作品は他に茅葺屋根の小学校がありますがこちらも素晴らしいそうです。帰国後に知って残念な思いをしました。村野先生がこの建築家設計の新聞社が素晴らしかったと仰っていたそうですが、何方かご存じないでしょうか?

ヒルヘルム市庁舎.jpg ヒルヘルスム2.jpg

posted by 佐藤健治 at 18:25| オランダの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

オランダの建築6

アムステルダムにはクラークの集合住宅がもう一つあります。これがそのエイヘンハート集合住宅です。鮮やかなレンガとマッスの表現が魅力的で「集合住宅の王様」といった風格があります。小学校、郵便局、集会室などコミュニティー施設も充実しており緑豊かな中庭にはチャペルもあります。同じく「集合住宅の大様」コルビュジェのユニテと比較すると、こちらのほうが遥かに人間味があってヒューマニズムの視点から比較してみるとその差は歴然です。

エンハート1.jpg エンハート2.jpg

posted by 佐藤健治 at 17:22| オランダの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

オランダの建築5

海運協会ビルは記念すべきアムステルダム派最初の作品といわれています。私が訪れた時はまだホテルになっていませんでしたので残念ながら内部は見学できませんでしたが、外観だけでも目を見張るものがあります。特に装飾の素晴らしさは秀逸で船舶で使われるものをモチーフに目を楽しませてくれます。次回はぜひ宿泊してみたいと思っています。

 
海運協会ビル1.jpg  海運協会ビル2.jpg
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2009年11月10日

オランダの建築4

世界遺産に登録されているリートフェルトのシュレーダー邸はユトレヒトという街の郊外にあります。驚いたことに高速道路の脇にひっそりと建っています。レンガや木を下地にしているためか思いのほか華奢なつくりです。「家具を大きくした」とよく表現されますが、まさにそんな感じでした。実験住宅としては他に例を見ない面白さを持っています。

シュレーダー邸2.jpg シュレーダー邸1.jpg
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2009年11月07日

オランダの建築3

オランダは集合住宅の最先端を進んでいる国で現在に至るまで実験的で面白い作品を多くみることができます。集合住宅の先駆けとしてミケル・デ・クラークのデ・ダヘラートがあります。ユニークで愛嬌があって馴染みやすく造形的にも様々なことをしていて、それが一つの街になっているので何時までも見飽きることがありません。屋根のボリュームが造形表現になっている写真がありますが、アアルトのボクセニスカの教会を彷彿させます。アアルトはここからインスピレーションを得たのではと思っています。

デ・ダヘラート1.jpg デ・ダヘラート2.jpg


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2009年11月05日

オランダの建築2

アムステルダム中央駅を降りるとオランダを代表する建築家ベルラーヘのバーズ・バン・バーグがあります。元は証券取引所で金融の街の象徴として現在も街の中心で健在です。コンサートホールなどで使われています。オランダでは石材が採れないためレンガを主材とした建築が多くありますが、全体から細部に至まで使い方が大変匠です。ルイス・カーンなども影響を受けたのではないでしょうか。ホールのインテリアが素晴らしく、特に鉄骨の美しさ、形や色、リベットが作る模様などが印象的でした。

バー図番バ.jpg ba-su.jpg

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2009年10月28日

オランダの建築1

ロッテルダムはナチスに徹底的に爆撃されたため市街地の建築はことごとく破壊されたそうですが、このファン・レネ煙草工場は幸運にも残されています。モダニズム建築の傑作といえるでしょう。モダニズムの思想には傾倒しませんが、この建築の造形の美しさには惹かれます。嘗て村野先生がこの建築を訪れて賞賛した逸話が残っていますが、今もこうして同じように眺めることが出来る喜びと、ヨーロッパの建築文化の高さを強く感じます。

ファンレネ1.jpg ファンレネ2.jpg

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