2009年10月21日

ベルギーの建築4

ギルドハウスをはじめとして広場を取り囲む建築の美しさは圧巻でした。磨り減った紺の敷石に歴史の重みを感じながら飲んだベルギービールの美味しさは忘れられません。夕闇が迫り柔らかい光の中、ジプシーが奏でるアコーディオンが響き映画のワンシーンのようでした。

広場2.jpg 広場1.jpg

posted by 佐藤健治 at 18:01| ベルギーの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

ベルギーの建築3

ブリュッセルでは他にもオルタの優れた作品をみることができます。中でもソルベイ邸(下写真)、タッセル邸が素晴らしく美しい曲線と装飾がみられます。公開はしていませんので室内は写真集などでしか見ることは出来ませんが、外観だけでも大変見応えがあります。美しい曲線には、造形を超えた神秘的な力があるように感じられます。

 ソルベイ邸.jpg ソルベイ2.jpg

posted by 佐藤健治 at 18:22| ベルギーの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

ベルギーの建築 2

オルタ自邸はプロポーションのよさはもちろん装飾の美しさ、細部までの完成度などあらゆる面でアール・ヌーボー建築の最高傑作といえるでしょう。空間の構成の見事さ、更にスケール感がよく空間と一体となった高揚感に導かれ最上階のトップライトに辿り着きます。内部撮影は残念ながらNGでしたので写真は外部のみですが、引き手、ポストの金物一つとっても素晴らしい芸術作品でした。

050ベルギー_050.jpg  054ベルギー_054.jpg

posted by 佐藤健治 at 17:48| ベルギーの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

ベルギーの建築 1

下写真・ストックレー邸はウイーンの建築家ヨーゼフ・ホフマン設計によるウイーン分離派建築の傑作です。食堂内部はクリムトの装飾に彩られ、家具はもちろん食器に至るまでデザインされています。気品があり優雅で「建築の貴婦人」といった感じです。外装の石はスウェーデン産で縁どりのブロンズ装飾が独創的で、100年以上経った今でも全く新鮮さを失っていません。

015ベルギー_015.jpg

024ベルギー_024.jpg

posted by 佐藤健治 at 15:52| ベルギーの建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
矩須雅建築研究所Official Website
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。