2009年07月27日

「ガウディの生涯」北川圭子さん著

この本を久しぶりに読みなおしました。専門書と違い小説ですので読みやすくガウディ入門書としては大変よい本だと思います。ガウディはその人そのものが“芸術”といってよい人生を歩んだことがよく解ります。ガウディを支えたパトロンや職人との友情は、残された作品共に建築は勿論のこと全ての造りの本質にも通じる大切教えだと思います。

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2009年07月15日

石田ゆうすけさんの本

石田さんは自転車で世界一周を達成した方で著者が大変面白く「行かずに死ねるか」に続いて「いちばん危険なトイレといちばんの星空」を読みました。高校生の時から自転車をやりだして大学時代はテントを積んで北海道をはじめ日本各地を周りました。その当時はいつか海外を走りたいと夢見ていましたが実現することはありませんでした。石田さんはその夢を実現した人ですから、私にとって大変羨ましい人生を歩んでいる人です。TVなどの作られた情報とは違う石田さんが直接見て感じた世界は新鮮で驚きと感動に満ちています。お薦めの本です。

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posted by 佐藤健治 at 17:37| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

へうげもの・その2

以前とある展覧会でモーニングの「へうげもの」の御担当者の藤沢さんにお会いしました。展覧会を中心とした文化活動をされています。今月末から目黒のクラスカでイベントがあるとのことで楽しみにしています。ご興味がある方は覗いてみては如何でしょうか。藤沢さんの「へうげもの」公式ブログも面白いのでお薦めです。

http://www.claska.com(クラスカHP

http://hyouge.exblog.jp(へうげものブログ)

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2009年07月06日

司馬遼太郎の本

溜まりに溜まった司馬遼太郎の本を古本屋に出しました。「街道を行く」以外はほぼ揃っていた感じで何度も読み直した本も幾つかあります。最近は全く開かなくなっていましたが、文庫とはいえかなりの量と重さに驚きました。司馬さんの本の中で何が一番好きかと云われると、皆さんそれぞれ思い入れがあると思いますが、私の場合は「花神」です。緒方洪庵の適塾で学び、その後適塾の塾頭まで進んで、医者であり日本最初の兵学者、大村益次郎の生涯を綴った物語ですが、明治維新という激動の時代を淡々と冷静に見つめ、竜馬や西郷、勝や高杉といった千両役者とは違う演出家的な視点や行動、人柄に心惹かれました。

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posted by 佐藤健治 at 17:27| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

開高健「片隅の迷路」と足利事件

開高健さんの「片隅の迷路」を読んだ。今、巷を賑わせている「足利事件」と同じ“冤罪”事件を書いたノンフィクションだが、昔も今も我々の知らない多くの“冤罪”事件があったことだろう。「犯人を捜す」のではなく「犯人を作ってしまう」という行為・・・この小説を読んで、このようなことは実は自分の直ぐ隣にあり誰にでも起こりうること・・・背筋の寒くなる思いがします。何時もの開高節とは全く違う文体もこの冤罪事件の恐ろしさを更に深く語っているように感じました。人が人を裁くことの難しさ、裁判員制度のニュースを見るにつけ、自分が人を裁けるのか・・・自分のこととして真剣に向き合わなければならないと改めて思います。

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posted by 佐藤健治 at 09:45| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

本覺坊遺文を読む

恩師の本の整理を御手伝いしてこの本を頂き、しばらくそのままにしておいたのですが、何の気なしに読み始めるとすっかり引き込まれてしまいました。利休、織部、有楽と名立たる茶人の人柄や出来事がリアリティーをもって迫り、歴史のドラマに思いを馳せています。茶の湯とは、私にはまだまだ判りかねますが、何か深い闇を覗き込むような感じがしています。凡人には見えないものが優れた茶人にはありありと見えているのでしょう。茶室や茶器など茶事に関する設えとは、その深い闇を覗き込むために手を掛けるための縁のようなものなのではないかと考える今日この頃です。

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2009年06月12日

「ケッヘル」を読む

中山可穂さんの「ケッヘル」はなかなか凄い小説でした。ケッヘルとはモーツアルトの音符を整理した人だそうですが、実はその裏に隠された神のメッセージが隠されていると。知ってはいましたが、世の中には大変なモーツアルト崇拝者がいるのですね。登場人物も個性的で物語としても非常に面白く読ませて頂きました。「ピアノは建築だ」そうです。
  
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posted by 佐藤健治 at 18:20| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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