今月30日(金)より、横浜馬車路のBank ART KAIKOにて村野藤吾展が開催されます。
私も少しお手伝いをさせて頂きました。
模型や図面、写真により関東近辺の作品が紹介されます。
槙文彦展と同時開催で、こちらの会場は近くのBank ART Temporaryです。
文化の秋、是非足をお運び下さい。 ※下記フライヤー
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今月30日(金)より、横浜馬車路のBank ART KAIKOにて村野藤吾展が開催されます。
私も少しお手伝いをさせて頂きました。
模型や図面、写真により関東近辺の作品が紹介されます。
槙文彦展と同時開催で、こちらの会場は近くのBank ART Temporaryです。
文化の秋、是非足をお運び下さい。 ※下記フライヤー
今月の23日、糸魚川の谷村美術館のイベントにトーカーとして参加させて頂きます。彫刻家・澤田政廣作の仏像と拝観者、村野藤吾が手掛けた展示空間が三位一体となる特別な体験ができる美術館です。究極の美術館、美術館を超えた美術館を皆様にも堪能して頂きたいと思います。
pdfチラシ_谷村美術館建築ガイドツアー2018 (1).pdf
翌週26日、東京三鷹に建つルーテル学院大学の建築ツアーガイドをつとめます。教会建築を数多く手掛けた村野藤吾が設計したキリスト教ルーテル派の大学です。教育施設の他、礼拝堂、教員宿舎、学生寮がキャンパス全体に広がります。各棟はそれぞれ個性的な形態で、それが廻廊により結ばれることで生まれる変化に富んだ空間が魅力です。こちらも是非ご参加下さい。
先日、私が村野、森建築事務所に在籍していた時代の東京事務所の所長の奥様からお電話を頂きました。昨年亡くなった所長が、「自分に何かあったら蔵書は佐藤君に」と遺言されていたとのことで、昨日、ご自宅にお伺いしました。いつも私のことを気に掛けて頂いていたことをはじめてお聞きして心が痛みました。生意気で手に負えない若造であった自分、独りよがりで不甲斐ない弟子であったことを顧みて、申し訳ない気持ちと、寡黙だった風貌を思い出し、お気持ちを察することが出来なかったことに我ながら情けなくなりました。
本日は偶然、所長が担当した「恵庵」を建築ガイドし、「ルーテル学院大学」を26日のガイドツアーのための下見をしました。素晴らしい仕事に改めて深い感銘を受けました。
もうすぐ一周忌、大切な遺言を頂き、まだまだ努力、勉強しなければと、思いを廻らした一日でした。
今年も目黒区総合庁舎建築ガイドツアー始まります。
村野藤吾の思想、高度なデザイン、技術の詰まった密度の濃い作品を解りやすく紐解きます。
通常は入れない和室、茶室も見学できますので是非ご参加下さい。
4月20日(金)、4月28日(土)、5月20日(日)6月1日(金)14:00〜
ご案内するもう一つの建築は三養荘です。
村野藤吾が最後に手掛けていた作品で、常に手元に置いて検討を繰り返していた粘土模型とスケッチを基に没後、村野が最も信頼していた設計室の長、近藤正志を中心に事務所一丸となって創りあげた作品です。
村野亡き後の重圧や緊張感の中で、村野に引けをとらない作品を生み出すために重ねられた努力の結晶です。竣工当時の評価は非常に高く「村野亡き後でもここまで高いレベルの仕事ができるのか」といわれました。
敷地は広大で山に囲まれているため景色を邪魔するものがなく「桃源郷」と例える人もいます。建築の規模、質としては昭和最大の数寄屋建築の一つだと思います。各部屋の設え、トコのデザイン全てが異なっており、且つ非常にこった造りになっています。全ての部屋をご案内することはとてもできませんが、代表的な部屋をできるだけ多く観て頂ける様にと考えています。
日本を代表する建築写真家・畑亮さんが一年がかりで撮影した写真集をお持ちします。数寄屋建築と庭園の四季折々の風情が感じられる素晴しい写真集です。バスの移動中に回覧します。
お申し込みは西武トラベルまで
http://www.seibutravel.co.jp/category/parent_01/murano-prince.html
目黒区美術館で開催中の「村野藤吾の建築・模型が語る豊穣な世界」展と連動して建築ガイドツアーが企画されました。
3回の内の第1回目を受け持ちました。
最晩年の傑作、新高輪プリンスホテルの外観、インテリア(大宴会場・飛天、うずしお、和室・秀明)と茶寮・惠庵などをめぐります。
少人数制なので御希望の方は早めにお申し込み下さい。
8月15日のファミリーワークショップでは、ギャラリートークを受け持ちました。さて、お子さんにも村野建築の面白さをどのように伝えましょうか?検討中です。
朝日新聞の記事が掲載されて目黒区総合庁舎のツアー申し込みが凄いようです。電話が鳴りっぱなしとのことで。
記者の斎藤さんは流石朝日新聞のベテラン、驚くような速さで速記。知識豊富、好奇心旺盛、今回の取材は特別な感じでした。
取材中、参考文献を幾つか挙げましたが、話しているうちに読みたくなってしまいました。今は長谷川先生の「神殿か獄舎か」を持ち歩いて「村野藤吾著作集」を寝る前に読んでいます。
美の壺「階段 ときめきの舞台」ご覧になりましたでしょうか?
http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/newprogram.html
動画でみる村野藤吾の傑作階段もまた面白いですね。
さすがNHKのカメラワークは上手いですね。
村野、森建築事務所の先輩の西塚さんが日生劇場の階段を解説していましたが、流石のコメント、素晴しかったですね。
旧竹田の宮邸の階段が出ていましたが、これも本当に素晴しいですね。片山先生の装飾は凄いですね。緻密な羊の彫刻が印象的です。
村野事務所時代は高輪プリンスホテル、新高輪プリンスホテルの担当を長くやっていて、高輪プリンスホテルの貴賓館が竹田の宮邸ですから、担当者として改修の相談を受けたり、改修のために屋根裏に上ったり親しみのある懐かしい建築です。
久しぶりに、じっくりみたくなりました。
その1 : 今年もやります!目黒区総合庁舎ガイドツアー
今日、打ち合わせで目黒区庁舎に伺いました。
何度みても変わらない美しさ、凄い階段ですねまったく。
今年も目黒区美術館主催でガイドツアーやります!
近々、美術館のホームページに案内が載りますのでお見逃しなく!
年々益々人気上昇、すぐに定員いっぱいになってしまうのでご注意を!
その2 : この階段も掲載されている「いい階段の写真集」をご紹介します。東西のビルにある美しい階段の数々、村野作品は目黒区総合庁舎と日生劇場、それから渡辺節建築事務所で村野先生が最後に担当された綿業会館も掲載されています。さらに階数表示のサインや仕上げの写真、解説、コラムも面白く、最後には村野藤吾の傑作といわれる階段を多く製作した大阪の上野製作所の上野さんへのインタビューや製作中の写真まで載っています。お薦めです。
その3 : まだ予告に出ていませんが、村野藤吾の階段を某局某番組で放送します。もちろん、目黒区総合庁舎の階段も出ます。小生も番組制作に協力しました。予告が出ましたら皆さんにブログでお知らせしますので是非ご覧下さい。しばしお待ちを。