2014年07月08日

最終日報告3

後先になりましたが、最終日の最後のレポートです。国際大学都市を後にモンパルナスへ。ギマールの駅舎レパートリー三つ目です。


アベッセス駅舎1.jpg


アベッセス駅、モンパルナスの雰囲気に合ってよいです。ギマールの作品もこれで見納めです。すぐ向かいにサン・ジャント・モンマルトル教会があります。


アベッセス教会1.jpg


やはりこれも時代の記念碑的な作品で、鉄筋コンクリートによる最初の教会建築です。安全性が確認できなかったことから竣工後三年間は使われなかったとのこと。


アベッセス教会2.jpg


外観も素晴しいのですが、夕日が差し込んだインテリアも素晴しい。



ロースの住宅.jpg


最後に私の好きなアドルフ・ロースの作品を見学に丘の上まで・・・残念、改修中でした。


ムーランルージュ.jpg


丘を下ってムーラン・ルージュを眺めました。本当は夜見ないと駄目ですが・・・これを最後にパリ終了。

posted by 佐藤健治 at 18:05| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月05日

ドイツ労働組合同盟学校

パリの最終報告まで辿り着く前に新建築7月号にベルリンのコラムが掲載されました。実は昨年秋の旅はパリを中心にフランスの建築をみてまわることと、もう一つベルリン郊外のベルナウに建つ学校を見学することが大きな目的でした。この学校はドイツ労働組合同盟学校という名で1930年竣工、バウハウスの2代目校長のハンネス・マイヤーの作品です。長谷川先生著「村野藤吾の建築 昭和・戦前」をお読みになった方はご存知かと思いますが、現存していないと思われていたものが実は現存し、メンテナンスもされずに痛んでいた状態を全面的にメンテナンス、増築されたところは撤去、変えられてしまったところはオリジナルに戻す工事がはじまったことを知りました。村野先生が訪れた竣工当時から84年、非常に魅力的で優れた建築でありながら全く知られることが無かったこの名建築について書きました。ぜひ読んでみてください。


ベルナウの学校.jpg


新建築7月号に掲載して頂いたコラムは「よみがえった幻の名建築を訪ねて」です。

posted by 佐藤健治 at 09:54| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月27日

パリ最終日報告2

オルセー美術館へ行く前になぜか見逃してしまっていたノートルダム大聖堂の中へ。フランスのゴシック建築の中に入ったのはシャルトルに続き2つ目ですが、こちらも素晴しいですね。特に側廊の雰囲気、スケールがとてもよいです。


ノートルダム1.jpg


村野、森建築事務所に入所した時に森先生から「パリに行ったら是非行きなさい」といわれていたオルセー美術館へ。


オルセー1.jpg


森先生は戦前国費留学生としてエコール・デ・ボザールで学ばれた秀才で、新年会では大阪事務所の所員皆にパリの素晴しさを熱心に語られていました。森先生の美学やダンディズムはパリ仕込み、憧れの格好いい先生でした。


オルセー2.jpg


展示エリアは撮影NGでしたので、こんな画像だけですみません。

絵画をみてしまうと時間が足りないのでスルーしようと思いつつ・・どちらを見ても有名な傑作ばかり、思わず引き込まれてしまいました。特にルノアールのムーラン・ド・ラ・ギャレットはよかった。パリは芸術の都、凄いコレクションです。ギマールの家具展もやっていて、原寸図の曲線の美しさに感銘を受けました。次はそのギマールと同時代の建築家アンリ・ソバージュ設計のアパートメント。


ヴァンヴァン街アパート2.jpg


外壁のタイルは地下鉄駅の内装と同じものですが使い方が上手いですね。気品があって優雅な佇まいです。


ヴァンヴァン街のアパート1.jpg


次は絶対みたかった鉄骨造の教会、ノートルダム・デゥ・トラバイユを見学にモンパルナス駅へ。

トラバイユ1.jpg


鉄骨を美しくデザインした建築の中では秀逸ではないでしょうか。建築ガイドへは出ていない作品なので、贅沢にも一人でゆっくり見学できました。


トラバイユ2.jpg


次は国際大学都市まで行き、コルビュジェの学生会館2つ。


スイス館1.jpg


スイス館は1933年竣工、時代を考えるとやはり相当なインパクトのある作品だったろうと想像できます。このピロティはなかなか魅力的です。


スイス館2.jpg


今は見慣れたピロティですが、これが丹下さん他、日本の建築家の多くに強い影響を与えたことを思うと、凄いことだと考えさせられます。やはりメンテナンスはとても良好。フランスの建築文化の高さを感じます。


ブラジル館.jpg


ブラジル館も見所が沢山あって面白い。


そして更に次なる建築を求めて・・・報告3


posted by 佐藤健治 at 15:38| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月20日

パリ最終日報告1

大分経ってしまいましたが、パリ建築旅の最終日(昨年1024日)の報告です。建築ばかりのこの旅、少しは観光的にパリを代表するスポットも見学しようと、まずは凱旋門へ。圧巻です。


凱旋門1.jpg


シャンゼリゼ大通、反対側からはデファンス(超高層ビルの地区)が見えます。


凱旋門2.jpg


パリには色々な見所があって、本当に魅力的です。

次に向かったのはコンクリートラーメン構造最初期の建築、コルビュジェの師でもあるオーギュスト・ペレ設計のアパートメント。


アパート1.jpg


以前、村野事務所にあったアルバムでみた時は外壁が汚れていてタイルの色などよく判りませんでしたが、現在は非常に綺麗にメンテナンスされていてます。


アパート2.jpg


とても洒落ていてパリらしい気品と優雅さがあります。


アパート3.jpg


引き手もこの通り、魅せられます。


アパート4.jpg


次はこの建築の近くにあるエッフェル塔を眺めるには最高の場所、

シャイヨ宮の広場へ。


エッフェル塔.jpg


想像以上に美しい塔ですね。特に色がいいと思いました。

次来ることがあったら是非上りたい。


まずはここまで、次回報告ではオルセー美術館から。


posted by 佐藤健治 at 17:04| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月01日

ラテゥーレット修道院

ラテゥーレット修道院はパリ・リヨン駅から高速鉄道で。このリヨン駅の駅舎が素晴しい。パリのターミナル駅はどれも雰囲気があって魅力的ですが、その中でも一番よいと思いました。

パリ、リヨン駅2.jpg 


早めにホテルを出たので時間が来るまでカフェで朝食。コーヒーとパンだけですが、フランスのパンは本当に美味しいですね。

パリ、リヨン駅1.jpg 


修道院はリヨン郊外ラルブレル駅から斜面に開発された新興住宅地をぬけ、牧場の中を通る九十九折の道を上った丘の上にあります。

牧場.jpg 


とても姿がよくて正直驚きました。メンテナンスをして間もないのか道路の舗装も新しくコンクリートも綺麗でした。好みもあるでしょうが、コルビュジェの作品の中でもっとも姿のよい作品ではないでしょうか。

修道院1.jpg

修道院3.jpg
 

しばし外回りをぐるぐると、中庭も上から下から眺めました。スロープの廊下が交錯しそれがダイナミックな造形表現になっていて面白い。インテリアがどうなっているのか期待が膨らみます。変わらずの強引さ、無茶ぶりはコルビュジェならではですね。

修道院2.jpg

修道院4.jpg

見学時間が来て中に入ります。我々だけで貸し切り状態。コルビュジェのどの作品でもそうですが、空間の面白さはあるのですが、ついつい「どうして」聞きたくなるような違和感が・・・多々あります。クリスチャンではないのではっきりと言えませんが、修道院でこんなことをしてもいいのかなと。特に期待していた聖堂が・・・土木的というか、非人間的というか。コンクリート打ち放しの巨大な箱ですから、威圧感、残響音、底冷え等々。コルビュジェに心酔する建築家の方々に怒られるかもしれませんが・・・そんな感想でした。ラルブレルからリヨンに戻る電車の外はバケツをひっくり返したようなスコールでした。フランスも温暖化か?駅に着くと雨はすっかり上がっていました。

リヨン.jpg

雨上がりのリヨンの街並が素晴しい、魅力的ですね。

posted by 佐藤健治 at 16:11| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月10日

パリの夜

たくさん歩いて疲れたので、エネルギー充填のために晩飯は少しだけフンパツ。バスティーユ広場に面したベルギー料理のレストランへ。新オペラ座は興味がありませんが、広場に面して建っているので目に入ってしまう場所にあります。

2013-10-23 03.13.34.jpg

大好きなベルギービールとムール貝料理に舌鼓を打ちながらパリの夜を楽しみました。

2013-10-23 03.14.15.jpg

翌日はリヨン郊外、ラブレセルのラテゥーレット修道院へ。

posted by 佐藤健治 at 17:14| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月03日

アモウ

アモウは、いかめしく重たいベルサイユ宮殿やひたすら人工的で広大な庭園から開放され、肩から重たい荷物をようやく降ろせたようなホッとした気分になれます。

p5.jpg

p2.jpg

マリーアントワネットも息苦しい権力の空間から逃れるような気持ちで、この庭園を訪れたことでしょう。

p3.jpg

p4.jpg

このアモウの建築はオランダのパークミアウィークの茅葺の住宅群をはじめ世界中のバナキュラリズム建築、もしかしたらル・コルビュジェの作品の中にみられるバナキュラリズムにも影響したかも知れません。

p1.jpg

p6.jpg

村野先生もこの建築から多くを受け取ったことは間違いなく、箱根の樹木園お休み所などのバナキュラリズム作品の原点となっているのかも知れません。

p7.jpg

権力の真只中にある権力と対極の思想で造られた豊な世界にしばし寛ぎました。

posted by 佐藤健治 at 18:02| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月27日

次はベルサイユ

シャルトルが素晴らしかったので、予定を大分オーバーして次のベルサイユ宮殿へ。宮殿自体にあまり興味はありませんので早足で。

b1.jpg

鏡の間は一応しっかり見学・・・とはいえ見所は沢山あり・・・ダヴィッドの絵は大迫力でした。

b2.jpg

庭園へ出てプチトリアノンへ向かいます。しかし広い、遠い。プチトリアノンにはマリー・アントワネットのためのアモウ(田舎の集落)という庭園があります。そこは当時のフランスの田園風景を模して森や池、茅葺の農家や畑、などがあります。

b3.jpg

村野先生のアルバムにこのアモウの写真が沢山あって、パリを訪れる時は必ず行こうと決めていました。次回詳しく紹介します。

posted by 佐藤健治 at 17:54| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月18日

フランス四日目 シャルトル大聖堂

ゴシック建築は苦手、あまり好きではありませんでしたがシャルトルは別ですね、素晴らしい。

s1.jpg

長谷川先生から是非観てくるようにとのご指導頂いて、ゴシックはフランスがいいともお聞きしていたのですが、本当に仰る通りですね。

s2.jpg

なんともいえない柔らかさと優しさが感じられます。

s4.jpg

ロマネスクも入っているからかも知れませんが、土着と洗練が共存する不思議な建築です。

s5.jpg

街並みや裏からの景色も素晴らしい。

s3.jpg

有名なシャルトルブルーのステンドグラスも眺めましたが、写真ではなかなか撮れませんね。

s6.jpg

posted by 佐藤健治 at 15:23| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月13日

フランス三日目の2

牧師館と思われるこの棟は、荒いコンクリートに自然石が打込まれていて、造形はモダニズムですがバナキュラリズム(※建築家が設計した土着的建築の意味)も色濃く表現されていて、コルビュジェの別な一面をみることができます。

ro4.jpg

ro3.jpg

食堂棟は土に埋まっていて、荒いコンクリートと塗装の白、芝の緑のコントラストが鮮やかです。なかなか魅力的な建築です。

ro2.jpg

ro1.jpg

明日はシャルトル大聖堂とベルサイユに行きます。

posted by 佐藤健治 at 16:58| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月05日

フランス三日目

3日目、ロンシャンの教会は1000オープン、ロンシャンの駅に停車する電車が少ないので、早めに着いて1時間半待ちました。
現在は大きな駐車場と専用のエントランス棟ができていて宗教施設という感じはありません。見学料金は
8/一人、内部撮影不可。

r1.jpg

迫力がありますね。素直に素晴らしいと思います。
間違いなくコルビュジェの最高傑作ですね。

r2.jpg

色々な表情をもっていて、見飽きることがありません。

r3.jpg

光の変化によって様々な表情をみせてくれます。

r5.jpg

何処から観ても絵になります。

r4.jpg
 

やはりこの作品も空間体験をする巨大な彫刻といった感じです。

ただ、他の作品と違って見る側の自由度が高い。

r6.jpg

 

牧師館(?)と、嘗ては宿泊、食事ができたという棟が面白いので、
次回ご紹介します。

posted by 佐藤健治 at 16:20| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月16日

二日目の2

二日目の2、ジャスデ邸はギマールの最初期の作品、同時代にバルセロナの建築ムーブメント・モデルニスモ(ガウディが活躍した時代)の影響が色濃く感じられるのが興味深いですね。

g1.jpg

g2.jpg

ブリュッセルのオルタからの影響はよく知られていますが、スペインからの影響についてはあまり語られていません。
でもお隣の国ですから実際みに行ったりしたことでしょう。
 

隣には晩年の作品ドロン・ルヴァン邸、作風は全く変わって、繊細でいかにもアールヌーボーの建築といった風情、上品な作品です。

g3.jpg

 少し歩くとジャスデ集合住宅があります。メトロの駅舎と同時代の1900年初頭の作品、大通り側の立面が出角に廻り込むようなデザインになっています。

g4.jpg

g5.jpg

パリらしい端正なエレベーションと変化の激しい出角と塔屋が対照的でユニークです。ディテールの一つ一つが見逃せません。
 

次はラ・フォンテーヌ通りの集合住宅、道を挟んで3棟あります。
上品な曲線が洒落ていてムードのある街区になっています。

g8.jpg

g9.jpg

 次は有名なトップライトのあるメザラ邸、ギマールにしては珍しく堀が深く、地面から生えてきたような力強い感じです。

g6.jpg

g7.jpg

この街区は高級住宅街だそうですが、贅沢にも高さを抑え、道路からもだいぶセットバックしています。
この小ささや引きが更にこの作品の存在感を強くしています。
どんな人が暮らしているのでしょうか?
 
しかし、どの作品も外壁をクリーニングしてよい状況なのは流石フランス、建築文化を大切にしていますね。
実際住んで生活していますし。
 

本日の最後はカステル・ベランジェです。門ばかりが有名な作品ですが、なるほど、これは写真ではなかなか伝えられませんね。
圧倒されます。

g10.jpg

デザイン、素材の使い方、色彩など、息を飲む素晴らしさです。

g11.jpg

g12.jpg

g13.jpg

金物一つとっても見事な彫刻作品です。
いやはやここまで凄い建築だったとは。

g15.jpg

g16.jpg

 

この感動を最後にパリ東駅へ、長距列車に乗ってベルフォールへ。
ベルフォール泊、明日はロンシャンの教会です。

posted by 佐藤健治 at 17:38| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月07日

パリ2日目の1

パリ2日目、今朝は冷え込んで紅葉が進んだ感じです。パリの秋は風情があってよいですね。本日はギマールを中心にまわります。朝一番はポルト・ドフィーヌ駅です。

ポルト・ドフィーヌ0.jpg

雨の中、静に羽を広げたような姿がとても美しい。パリ万博のために整備されたメトロの駅なので
1900年頃の作品ですが、今も変わらず美しい姿をみせてくれました。

ポルト・ドフィーヌ1.jpg

ポルト・ドフィーヌ2.jpg

長い間眺めていると、雨が上がり空もだんだん明るくなって、また別の表情をみせてくれます。

ポルト・ドフィーヌ3.jpg

ポルトドフィーヌ4.jpg

デザインはもちろんですが、スケールといい、細部の納まり、感嘆の溜息ばかりです。

posted by 佐藤健治 at 16:51| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月30日

パリ初日の最後

パリ初日最後、次は近くに建つギマールの自邸、迫力があります。
大胆で力強い曲線を破綻なく纏め上げる力量に感服です。

ギマール自邸.jpg オルタ自邸2.jpg

 

このグロテクスな感じがギマールの個性ですね、とても魅力的です。
平面形状が三角形に近いので際から眺めると薄くみえます。

オルタ自邸3.jpg
 

ブリュッセルでオルタの自邸をみたときにも感じましたが、アールヌーボーの傑作といわれる作品は、どれもその都市の分脈の中で造られていて、街並みに大きく貢献しているように思います。
アールヌーボーの建築はインテリアが素晴らしいので観たいですね。
円筒形のリビングがあるそうです。

コルのアトリエ.jpg

 

最後にコルビュジェのアトリエ件、アパートメントをみに行きました。サッカーの試合中のスタジアムの隣にあり、フーリガン対策なのか近づくのがなかなか大変でした。コルビュジェの作品からはどれも「俺のやりたいことをやった」という声が聞こえてきそうです。
ある意味本当に凄い建築家ですね。

 

初日の建築行脚はここまで・・・かなりクタクタでした。

posted by 佐藤健治 at 15:27| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月26日

パリ、まだ初日です

まだ初日・・・ポワシーからパリ市内へ戻ってラ・ロッシュ+ジャンヌレ邸へ。その道すがらギマールの作品を見学。

ギマール住宅1.jpg 

ギマール住宅2.jpg

ジャスマン小路にある住宅、端正なファサード、晩年の作品で、上品で控えめな感じががいいですね。外壁が筋の入ったコンクリートプレートのようで、風化が進んで白く塗装したようです。それでもデザインのよさは変わりません。

ギマール集合住宅1.jpg

こちらの集合住宅は階段室が有名で写真できたことがありますが、残念ながら外からだとよく判りません。

ジャンヌレ邸1.jpg

ラ・ロッシュ+ジャンヌレ邸、写真や図面で何度もみていた作品ですがサヴォワ邸同様、視覚的には面白いのですが、何か取掛かりがなく気持ちの入り込めないよそよそしさがあります。村野作品の基本姿勢は“受身”ですから何処からでも入り込める感じありますが、それとは正反対、対照的です。まだ二つ目ですがコルビュジェの建築の印象は“目でみて感じる建築”に徹しているように感じます。

ジャンヌレ邸3.jpg

ジャンヌレ邸5.jpg

他の感覚を頼らないのか、あまり意識していないように感じます。・・・斬新で美しいのですが座り心地の悪い椅子といった感じでしょうか。

ジャンヌレ邸4.jpg

長谷川先生よりお聞きしていましたが、ギャラリーのスロープの急勾配には驚きました。

ジャンヌレ邸2.jpg

まだ、初日が続きます。次回まで。

posted by 佐藤健治 at 18:23| パリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
矩須雅建築研究所Official Website