2020年07月23日

愛宮真備神父様のこと

フーゴ・ラッサールこと愛宮真備(えのみやまさび)神父様に纏わることでお手伝いをする機会を頂き、改めて神父様の偉大さを実感しつつ、本箱にしまわれていた著作、「禅と神秘思想」を読み直しています。

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世界平和記念聖堂を設立された神父様として有名で、村野先生も尊敬する大変な人格者であったと聞いています。神父様のことを最初に知ったのは大学2年生の時にこの聖堂を訪れて感動し、その成り立ちに興味を持ち調べたのがはじまりです。石丸紀興さんの著作「世界平和記念聖堂」が詳しく、素晴らしいドキュメンタリーですので、是非お読み頂きたいと思います。

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村野藤吾先生に憧れを抱くようになったのもこの聖堂との出会いからで、後に村野、森建築事務所へ入門させて頂くという私にとって運命的な出会いでした。

カトリックはキリストの教え以外は一切認めない印象がありますが、ラッサール神父は他宗教の信仰を認め、思想的多様性に広く理解を示されていたそうです。自らも禅寺に入門して座禅を学び、キリスト教に座禅を取り入れることに熱心でした。

前回のブログで「よく生きる」ことを書きましたがラッサール神父ほどそれを実践し、且つ人々を導いた方もいないと思います。この様な閉塞感の強い時代、情勢の中で最も教えを請いたい方だと感じています。今、頂いている機会にもどこか運命的なことを感じつつ、何かお役に立てればと考えています。


posted by 佐藤健治 at 19:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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